たーかーのーつーめー！: 10月 2013

今回は最終章！インターン生活を振り返ってみて

思ったことを報告致します。

とにかく最初の１ヶ月は慣れるので必死でした。

studio-Lが公言していた通り、本当に『寝ない』事務所
（夜中の１２時とかから会議が始まるのが日常茶飯事な事務所）でしたし、
知らない人ばかりで、うまくやっていけるのかと不安いっぱいでした。

それでもインターンやスタッフの方はとてもいい方ばかりで
（みなさんのコミュ力半端なかったっす）
すぐに仲良くなれました！
夜も寝ない身体にだんだんシフトしていくことが出来ました。

みんなで食べるご飯はおいしい！

５ヶ月間という長いようで短かった期間に経験し、

学んだことは数えきれません。

仕事の面ではたくさんの事例収集やスタッフさんの会話、

事務所にある本などからまちづくりの知識や

まちづくり以外の知識が身に付きました。

ヒアリング講座やワークショップ研修も開いてくださり、

ワークショップはなんぞやという基本中の基本から

教えていただきました。

ワークショップで本当に大切なことは

ファシリテーション力とファシリテーターの持っている

知識の量だということを学びました。

デザインも全然やったことなかったけれど

よそものの目線で見た地域のことを載せている瓦版、「がはらばん」にも

一生懸命取り組み、０だったデザインの知識がどんどん増えていきました。

島ヶ原の方に配ったがはらばん3号・表面

そんなこんなで5ヶ月間があっという間に過ぎ、

インターン最後の日にはスタッフさんやインターン生からのメッセージが
盛り込まれた『しょうこばん』を作っていただき、
お別れ会まで開いてもらい、
ほんとに泣きそうになる一歩手前でした。
（いや、一生懸命泣くのを我慢していました。）

５ヶ月間をまとめてみると...

-インターン生から学んだこと-

インーターン生と過ごした5ヶ月間は１日１日がとても濃厚すぎて

その日の朝のことが昨日のことに思うくらい濃厚でした！

１週間前に来たばかりのインターン生も

まるで１ヶ月前から一緒にいるんじゃないかっていうくらい

1日1日の一緒にいる時間が濃く、長かったです。

四六時中一緒で、共に学び、笑い、切磋琢磨し合いました。

インターンまでに様々な経験をしてきた方の集団で
それぞれ自分のできる分野を持っていてみんなすごかったんだけれど、
一番すごいなーって思ったのは
どんな人にでも態度を変えない人。

　◯歳下のわたしのつたない意見もしっかり聞いてくれる。

　◯それを踏まえた上で発言を返してくれる。

　◯頭ごなしに言いくるめない。

　◯失敗したときは怒ってもしっかりフォローに回る。

　◯フォローでも非営利でもなんでも楽しんで取り組む。

わたしはめちゃくちゃその人にお世話になったし、
とても感謝してますし、尊敬しています。
恩を押し付けず、さりげなくやっていく。何度も救われました。
反面、自分のことでいっぱいいっぱいな自分に気づいてしまったし
自分の心の小ささも痛感しました。

-自分のこと-

５ヶ月間、悩み、もがき苦しんだなあ思います。

思っていることを上手く伝えられない。

仕事の容量はよくない。

知識や技術は人と比べて圧倒的に少ない....

自分の出来ないところばかりに目がいってしまい、

自分はなんのためにここに来たんだろう

自分のできることってなんだろう

とずっと悩んでいました。

途中、やめたいと思うことも何度もあり、

自分がここにいる意味ってほんとにないなーとも何度も思いました。

悩んで悩んで悩みあぐねてもうどうしようもないと思い、
事務所のボス・西上さんに相談すると
ほんっっっっっっとにお忙しい方なのに
わたしの話を親身に聞いてくださり、
たくさんのアドバイスをいただき、最後に
『しょうこちゃんは失敗しても、笑ってへこたれず
もう一度挑戦するような子だと思うの』
と言ってくださいました。
そこで、失敗を恐れていた自分に気づきました。
人と比べて劣等感を感じまくって
その上失敗を恐れるが故、何も出来ていませんでした。

でも、相談したあとはとってもすっきりして
全てのことに自分なりに全力で頑張れました。
思ってることは言う、伝える、現状を変えたければ行動する
これはとても大切なことなんだ、と身を以て学びました。

また、落ち込んでいる時に、たまたま地域の方が事務所に遊びに来てくださり
『今日はわたししかいないんですー』って言ったら
『しょうこちゃんがいてくれればいいんや』
って言ってくださったり、
『インターン生の中で唯一しょうこちゃんの名前を覚えてるわー』
って言ってくださる方もいたりして、本当に元気づけられました。
ああ、ここに来た意味少しでもあったんだなーって思えました。

そして三重を去る日が近づいてきて、親切にしてくださった地域の方に
ご挨拶に行くととても悲しそうな顔をされて
お見送りをしてくださり、胸がとても痛くなりました。
残される側の気持ちなんて考えずに、半年間でとても仲良くなってしまった...
とも思ってしまいました。
地域に入るってほんとに難しい、と思いました。

仲良くしていただいた地域の郵便配達のおじいちゃん

-島根に帰ってきて、今後-

インターンシップが終わって、めちゃめちゃ体力がついた気がします。
ちょっとのことでも疲れなくなりました。
また、なんとなくですが、更に明るくなった気がします。笑

この5ヶ月の間で見つけた自分の課題は山ほどあり
一つ一つクリアしていかなければならないなと思いました。
知識の面でも人間性の面でもキャパの面でも。
小さなことからコツコツ、反省したことを忘れることなく
毎日学んでいきたいです。

ほんっっとに良い経験が大学生のうちにできて良かったと思います。
また、大学生のうちに良い仲間と出会うことができ、良かったです。
みんながそれぞれ将来どんな風になるのかとても楽しみだし、
わたしもみんなに負けてられないから、一生懸命頑張ります。

自分のいいところはこの持ち前の明るさだと思うので（笑）
これからもそれを武器に挑戦していきたいです。

最後に一つ言えるのは